ヘアカラーの歴史
ヘアカラーの歴史
ヘアカラーの起源は、パーマより古くなんと旧石器時代。かつては樹木の汁や植物を使って髪を染めていたと言われています。
エジプトやイラク周辺で、草花の色素であるヘナやインディゴなどで染毛していたとされています。(クレオパトラもヘナで染めていたそうです)
そして古代ローマ時代、紀元前350年には、ギリシャ人が髪をブロンドに染めたとの記録が残っています。
日本における最古のヘアカラーの記録は、平安時代末期1183年に「平家物語」に墨を使って白髪を黒く染めていたことが記されています。その後19世紀に入るとフランスで、現在も使用されているアルカリのカラー剤が誕生しました。
日本には1900年に染毛剤が発売され、1960年ごろには現在と同じようなブリーチやカラースプレーなども誕生しました。
1990年代カラーブームは「第1次カラーリングブーム」1991年ヘアカラーリンス発売、1993年ヘアマニキュア発売、1995年ブリーチ茶髪、1997年ホームヘアカラーブランドが市場に、2000年代をむかえると、今度は「第2次カラーリングブーム」がはじまります。
2001年ダメージケア、ニオイ低減ヘアカラー、2003年髪の傷み意識高まり、極端に明るい髪色(11レベル以上)、2005年落ち着いた明るさ(7-8レベル)、つや重視のブラウンに、2007年泡カラー発売、2013年、毛先など部分的にブリーチして染めるグラデーション・メッシュ・バレイヤージュ、そしてアッシュ系のパステルカラー2015年、明るめアッシュ系パステルカラー、白髪を染める意識は高まり、特に50-60代のカラーリング率、2014年、ヘアカラートリートメントが通販品を皮切りに人気が出ました。
その後カラーは髪を痛めるものですが、髪に優しいカラー剤や髪を痛めない美容師の技術の開発などが進み、ヘアカラーも一般的になってきました。
ヘアカラーもファッションの一部となり年齢問わず日々進歩してます。