パーマの歴史
パーマの歴史は古く、紀元前3,000年までさかのぼる。
その頃のエジプトの貴婦人たちが、アルカリを含む粘土を髪に塗り、木の枝に巻きつけて、毛髪にウェーブをつけていたそうです。(あのクレオパトラもやっていたそうです。)
その後ギリシャ、ローマ時代には火で焼いた鉄の棒でカールをつけたり、1872年にフランスでマルセルがヘアアイロンを発明しました。
現代のパーマの原理を最初に考え出したのは、20世紀初頭ドイツ人のチャールズ・ネッスラーで、彼はアルカリ性の水溶液を髪に塗り棒に巻きつけ、熱を加えることで髪にウエーブをつける事に成功しました。
その後、薬品や加熱器具に改良を重ね、1920年代に、電気で加熱し、パーマをかける電髪パーマが普及しました。
しかし、当時、パーマがかかるには100度以上まで加熱しなければならず、お客様はかなりの我慢を強いられました。
戦後の日本では電力不足から電気の代わりに炭で加温してパーマをかけていたそうです。(第二期黄金時代)
そのため、髪が焼けてロッドごと抜け落ちることもあったそうです。
やっと1940年代にアメリカでチオグリコール酸が加温せずにパーマをかける事が出来る事が発見され、現代の形に近いパーマが完成しました。
この液体の開発により数々の液が作られ髪えの負担が激減され、より安全に使える様になりました。
前回投稿したブログのヘアカラーの歴史にもエジプト時代が出ていましたが、
この時代は、建築もファッションもすごいですね。
謎の多い時代ですね。